こんにちは、

豊四季ひだまり歯科です。

 

今回は

「歯ぎしり」についてです。

 

歯ぎしりは、

主に寝ている無意識の時に

上下の歯を

ギリギリすり合わせる状態です。

 

 

食いしばりは、

上下の歯で

強く噛みしめている状態です。

 

 

どちらも無意識に行っているので、

自分では気づかないことが多いです。

 

 

 

歯ぎしりや、

食いしばりをしていると口の中は、

 

①頬の内側の粘膜、

舌の側面に歯の痕が残ります。

 

②上の歯の頬側、

下の歯の内側に

骨の出っ張り（骨隆起）ができます。

 

③歯の根元、

歯ぐきとの境目に

くさび状の溝ができたり、

知覚過敏の症状が出てきます。

 

④上下の犬歯３や４番目の

歯の先っぽが平らに擦れてきます。

 

　

 

このようなことが

口の中で見られると、

歯ぎしりや食いしばりを

している可能があります。

 

 

 

歯ぎしりや食いしばりを

放っておくと、

 

①歯への負担

　・歯がすり減って、

かける、しみたりする。

 

　・歯にヒビが入ったり、

歯が割れてしまう。

 

　・噛み合わせが変化して

詰め物が取れる。

 

 

 

 

②顎への負担

　・口を開ける時に音がする、痛む。

　・耳の前あたりが痛む（顎関節）

　・噛み合わせが悪くなる

 

 

③全身への影響

　・肩こりがする

　・頭痛がする

 

様々な症状やいろんな部位に

悪影響を及ぼします。

 

 

治療としては、

歯ぎしりや食いしばりを

無くすことは難しく、

上手く付き合って行くために、

まずは、

マウスピースを作って就寝時に

上の歯に入れて寝てもらいます。

 

 

マウスピースにより、

上下の歯の間にクッション代わりになり、

顎への負担も軽減されます。

 

異物感もありますが、

いつ歯ぎしりや食いしばりを

やっているか分からないので、

毎日マウスピースを

使用することをお勧めします。

 

マウスピースについてです。

 

マウスピースをすることによって

歯ぎしりや食いしばりが

無くなることは無いのですが、

これ以上悪くならないように

予防するために使います。

 

 

マウスピースの効果は、

 

①歯のすり減り防止

 

②歯、歯の根っこ破折防止

 

③詰め物や被せ物の脱離防止

 

④顎関節への負担の軽減

 

 

装着感は、

少しキツく感じたりしますが、

個人差があり、使っていくうちに

慣れる方もいます。

 

 

もし、

歯ぎしりや食いしばりの症状があれば

歯科医院で

相談されてみてはいかがですか。

 

 

 

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