こんにちは、

豊四季ひだまり歯科です。

 

 

今回は、

抜歯した後、

どう治っていくのか？

を話します。

 

＊注）歯の状態、抜歯時の内容、

個人差はあります

 

①血餅期（けっぺいき）

抜歯した直後は、

穴全体が血で満たされます。

半日経つと、

徐々にやわらかい血の塊と

なっていきます。

この血餅（けっぺい）がないと

治りが悪くなるので、

当日から１週間は強いうがいを

控えましょう。

 

 

②肉芽期（にくげき）

２〜３日くらいので血餅が

しっかりと固まってきます。

約１週間で新しい歯ぐきが

穴の底から徐々にできてきます。

傷口はかさぶたで覆われます。

このかさぶたが剥がれないように

気をつけ、ブクブクうがいは

避けましょう。

 

 

③化骨期（かこつき）

１ヶ月後には、歯が埋まっていた

骨の穴の中に新しい骨ができ、

傷口も閉じ始めます。

傷口が治るまでは、

口の中をいつも清潔にしましょう。

 

④治癒期（ちゆき）＊５０日目頃〜

３ヵ月後には傷口のヘコミも小さくなり

食べ物が詰まることもなくなります。

 

次に

「抜歯後の注意事項について」

です。

 

 

①当日は、入浴、飲酒、

激しい運動は避けましょう

　血行が良くなってしまい、

血が止まらなくなってしまいます。

 

 

②傷口を歯ブラシや舌や指で

触らないようにしましょう

　かたまったかさぶたが取れてしまうと、

血が止まらなくなってしまいます。

 

 

③強いうがいは

１週間ぐらいしないようにいましょう。

　かさぶたが取れて、

抜歯した部位の骨が見えて痛みが

続いてしまう事があります。

ブクブクうがいは避けて、

ふくんだら出す感じにしましょう。

 

 

④麻酔が効いてるため、

２、３時間はシビれて

何も感じないので

注意しましょう。

　麻酔で感覚がないため、

唇や舌を噛んでしまいます。

　熱い物も感じないので知らないうちに

火傷している事があります。

食事は、麻酔がきれた後が

良いでしょう。

 

 

⑤処方された薬は指示通り

飲みきりましょう。

　抗生物質は、飲みきることにより

効果を発揮します。

 

 

⑥当日、出血したら噛みガーゼを

噛んで止血してください。

　麻酔には止血効果があります、

麻酔がきれてくると出血してくると

思います。

噛みガーゼを帰りにお渡ししますので、

２０〜３０分程ガーゼを噛んで

圧迫止血してください。

唾液に少し血が混ざるぐらいなら

心配いりません。

もし、出血が止まらなければ、

医院にご連絡ください。

 

 

 

 

 

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